●非24時間睡眠覚醒症候群●
通常の社会生活のなかで、睡眠の開始時刻と起床時刻が毎日1時間から2時間ずつ遅れていく状態が慢性的に続きます。希な病気で視覚障害者や一日中室内に閉じこもっている生活者が罹患しやすいとされています。睡眠障害国際分類第2版では、概日リズム性睡眠障害、フリーランニング型Circadian rhythm sleep disorder, free-running typeという疾患名で分類されています。
毎日1時間ずつ起床時間と就寝時間が遅れていく場合、覚醒と睡眠のサイクルが24時間ではなく25時間(非24時間)になっていると考えられます。ですから、およそ半月で昼夜が逆転してしまい、さらに半月で元に戻るという異常な覚醒と睡眠サイクルが持続します。
無理に外界の時間に合わせようとすると周期的な不眠と覚醒困難を呈し、仕事を続けることが困難になります。
睡眠日誌を記録すると、起床時間と就寝時間が毎日一定の時間でずれていくことが明瞭となるため、診断の助けになります。
|
- 睡眠日誌を1ヵ月以上、毎日記録する。
- 朝の一定時間に太陽の光を浴びる。
- 高照度光療法が効果的。
- ビタミンB12の摂取が効果的。
|
 |
|
|
|
|